母親が50代でうつ病

うつ病はがんや腫瘍と違って発症したり症状が出てすぐ気がつくものではありません。
母親の場合も、「なんとなく様子が違う」が積み重なり、結果うつ病だと分かりました。元気がないだけかなとかテンション低いだけかなで済まさず、もっと早く病院で診てもらえば良かったと後悔しています。

母親の場合はとくに夕方になると気分の落ち込みが激しかったです。家に一人で居させるのも心配でした。
病院の先生の勧めで気分転換に私の家で生活させたりしたこともありました。住む環境が違うだけで劇的に良くなったので、思いきって入院させることにしました。

時間はかかりましたが、今では求人相談サイトを見ながら仕事探しも始め、自分でも「なぜあの時あんなに人に会うのが嫌でネガテイブだったのか分からない」と言うくらいまでになりました。

心の風邪といわれているうつ病。治る可能性は充分あるので本人や医師とよく相談して家族がサポートしていけたら良いですね。


◎実兄がうつ病になって

実兄が一時的にうつ病を患ったことがあります。
当時は社会人になったばかりだったのですが、営業部に配属され、しかも上司は今で言うパワハラ上司だったようで、毎日叱責され続け、見た目にもどんどんおかしくなっていきました。
常に疲れ切った生気のない顔をしていましたし、マイナスなことばかり発言していましたし、家族としても「どうすれば良いのか…」と最初は対応に苦しみました。
その後親に付き添われて病院でうつ病だと診断され、家族でサポートしつつなんとか現在は就活できるくらいにまで回復しています。
私も本を読んだり色々と調べましたが、やはり無知なのが一番良くないな、と感じました。
最近は昔よりもうつ病に対する理解も進んでいるように思いますが、それでもまだまだだと感じます。
うつ病はだれでもかかりうる病ですから、もっと世の中に人にうつ病が正しく理解されて欲しいですね。

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